先日、有料老人ホームヴェルデきやまへ琵琶演奏者の方がボランティアで来ていただきました。

力強い音や、細やかな音が入り交じり、平安の世界へ迷い込んだようです。

高い天井のホールから響き渡る琵琶の音は、ホーム中を豊かにしてくれました。

今、有料老人ホームヴェルデきやまのご入居者様の日常にも平穏が戻ってきつつあります。

被災した職員も少しずつですが前を向き始めています。

これまでに全国のボランティアの皆さんからたくさんのご支援、お見舞いを頂きました。

皆様の優しさで、皆様の思いやりで笑顔になりました。

そのお礼の気持ちを葉書に込めて送ります。

スタッフのお友達 横浜のI様 から、お見舞金を頂きました。

熊本出身のI様、今回の地震のニュースを聞き、居ても立っても居られないと包んでくれました。

横浜や東京では、コンビニを始めいろいろな所に募金箱が置いてあるそうです。

きっと全国においてあるであろう募金箱に大切なお金を入れていただいた皆様、募金箱を置いていただいた皆様、本当にありがとうございます。

震度７の地震に二度見舞われながら、崩れることなくぶどうの木を支えてくれたぶどう棚です。

青々とした葉の間にぶどうの赤ちゃんが育っています。

さつきの花が咲きました。

駐車場の路面はひび割れが入り、段差もあるのですが･･･

そんなことお構いなしに五月は過ぎてゆき、花は咲きます。

暖かいピンクの花です。

リハビリデイほっと＋プラスの利用者N様からゆで卵の差し入れがありました。

同じ利用者の方が「最近ゆで卵を食べてないなぁ」と言われていたのを聞いて、わざわざ湯がいて持ってこられました。

リハビリ後、コーヒーや紅茶を飲みながら利用者様全員でいただきました。

「美味しいね」と会話が弾みます。

リハビリデイほっと＋プラスの東側に広がっている畑に玉ねぎが植わっています。

お天気の良い日、S様ご夫妻が玉ねぎの収穫作業をしていらっしゃいました。

被災されたS様「地震で家も小屋も石垣も壊れたよ。ばってん前向かんとなぁ」

全部堀り上げて、丸々と太った玉ねぎを私たちにたくさんくださいました。

ありがとうございます。

宮崎市の原田様から、野菜が届きました。

リンゴや柑橘類は大変ありがたく、まさしくビタミン剤です。

お手紙に

「大変不自由な生活を送っておられることと思います。

　お体を大切に頑張ってください。」とありました。

暖かいお心遣いに感謝いたします。

4月14日の第1回目の地震で茶碗類はほとんど割れてしまいました。

その片付けも終わらないうちに2回目の地震が起き、厨房は足の踏み場もない状態になりました。

その後紙皿、紙コップ、割りばし、プラスチックのスプーン等を使い、これまで食事を提供してきました。

茶碗を揃えなくてはねと言いつつもなかなか動けないでいました。

そんな事を天明 美登里町の園村さんへ話したところ、「古いけどいっぱいあるから持ってって」と籠いっぱい揃えてもらいました。

これからは、お料理上手な調理スタッフがこれまで以上に美味しい食事を作ってくれそうです。

※愛媛のミカンもいただきました。

宮崎県日南市の山元様ご夫妻から、美味しそうな野菜がたくさん届きました。

　一個一個丁寧に包まれていました。

手前にあるのは手作りの切干大根です。

　お味噌汁の具にでも使ってくださいとの事！

　ドレッシングに醤油節も！

　醤油節の美味しい食べ方も教えてくださいました。

「皆様かなりのお疲れと思いますが、お体にはお気をつけてください」

と気遣っていただく優しいお手紙も入っていました。

本当に本当にありがとうございました。